秋になるとどんぐりを見かけることも多くなってきますよね。
小学生の工作で、落ち葉や松ぼっくりと一緒に使う事もありました。
小さなころ、沢山集めてみたことも…。
集めたからといって、モノを作るにしてもそんなにいらないですし…。
どっかに置いておくにしても、中に虫がいることもあるからちょっと…。
となってしまい、結局捨ててしまうんですよね。
そんな、秋になると色んな所で見かけるどんぐり。
食べられるんです!
今回は、そんなどんぐりの種類と美味しい食べ方をご紹介します。
食べられるどんぐりの種類はこれ!
日本に自生していて、色んな所で見かけるどんぐり。
細長いものや、真ん丸のものなど色々あると思います。
そんなどんぐり、一言でいうなら、どれでも食べられます。
その辺のどんぐり、どれでも大丈夫なんです。
ただ、多くのどんぐりはアク抜きをしないと渋みがすごい事が多いです。
生でそのまま食べるのに向くものは、少しだけです。
生で食べたいという人のために3種類のどんぐりをお勧めします。
スダジイ
アクが少なく、少しの渋みで食べられるのが「スダジイ」
形は普通ですが、全体が殻に包まれていて、バナナみたいに剥けます。
ツブラジイ
@tantanshan @norakazumin こんばんは。
この、ちょっとかわった帽子のどんぐりは灰汁がなくって生でもたべられて、とっても美味しいです。
写真のはスダジイ。
もっと丸っこくて黒みがかったツブラジイも美味しいです。 pic.twitter.com/0mpZCmtcMx— なやカフェ (@naya_cafe) April 13, 2014
名前の通り、色んな種類の中でも一番「小粒」です。
こちらもスダジイと同じで、全体が殻に覆われています。
マテバシイ
アクがなく、どんぐりの甘みを楽しめるのが「マテバシイ」
帽子を被っていて、細長い形が特徴です。
数あるドングリの中でも、特に細長いのが目立つ種類になります。
これらは、アクが少ないためそのままでも食べられます。
またフライパンなどで軽く炒っても、風味や触感に変化が出て美味しいですよ。
どんぐりの美味しい食べ方
生で食べられるとはいっても、もっと美味しく食べたいですよね。
それに、先ほどの三種類のどんぐりだけを捜してくるのも大変です。
近くにあるのは、別の種類のどんぐりしかない。
そういう時は、その辺のどんぐりでも大丈夫。
アク抜きをしっかりしていれば、美味しく食べられるんですから。
それでは色んな事に使える、どんぐり粉の作り方をまとめました。
どんぐりのアク抜きのやり方(どんぐり粉の作り方)
水に浮いたものは、中に虫がいるのでポイッ!
2週間ほどかけて、カラッカラに干すとよいです。
ここでアク抜きです。
3時間ほどしっかり漬けて、アク抜きしましょう。
しっかりと揉んで絞ったあと、サラシの中のカスは捨てます。
上澄みがまたできますので、それを捨てます。
これを3~4回ほど繰り返して、上澄みが透明になるまでがんばります。
最後の透明な上澄みも、捨てちゃいましょう。
カチコチに固まるまで干します。
何日かかかりますよ。
粉末状に濾せるものでしたら、茶こしでなくても大丈夫です。
手間暇かかりますが、ここまですると色んな小麦粉料理に使えます。
たとえば、クッキーやパン。
砂糖やバターを入れて、小麦粉で作るのと同じようにして作れますよ。
砂糖やバター入れて作ったどんぐりクッキーなら、美味しいでしょうね。
縄文時代の人も、美味しさにビックリしちゃいますね。
使うときには、小麦粉の10~40%ほどをどんぐり粉に置き換えて使うといいです。
どんぐり粉をブレンドすることで、ほんのり香ばしさがプラスされます。
どんぐりって食べられるのかについてのまとめ
今回は、どんぐりの食べ方や種類についてまとめてみました。
秋になると色んな所で拾えるので、興味を持った方は試してみてください。
アク抜きして乾かしたりするのが大変な方は、ネットでどんぐり粉が売られています。
こちらを購入してみてもいいと思いますよ。
松ぼっくりは食べられるのか?についてはこちら↓
松ぼっくりって食べられるの?めちゃくちゃ美味しい食べ方も紹介