春や秋といった肌寒い季節、洗濯物をたたんだりしていると気に見かける小さな姿。
その名は、「カメムシ」!
あの嫌な臭いを残していく虫です。
噛みついてくるわけではないのですが、独特で強烈な臭いは嫌ですよね。
私自身、少々山が近いところに住んでいる為か、この時期になると色んな所で見かけます。
カメムシの存在に気付かずに服を着てしまい、カメムシを追い払った時にはすでに遅く…。
服にしっかりとカメムシ独特の、あの嫌な臭いがついてしまっていました。
折角綺麗に洗って乾いた洗濯物や、お気に入りの服など。
それらにカメムシの臭いがついたままになるのは、嫌ですよね?
今回は、そんなカメムシの臭いが服に着いた時の対処方法についてご紹介します。
カメムシの臭いが服につく原因とは?
まず、なぜ服にカメムシがついているのか?
それは、カメムシをよく見かける時期を考えると分かるかと思います。
春や秋、ちょうど季節が移り替わり、気温が移り変わるころです。
寒すぎず暑すぎず、活動するにはちょうどいいですね。
そんな時期でも、風が吹いたり、日が沈みかけたり、朝方だとまだ肌寒いです。
虫には服などありませんから、私たちの洗濯物に潜り込んで温まっているのです。
そんなカメムシがあの嫌な臭いを出すのはいつか。
それは、自分の身に危険が迫っていると感じた時にだけ出すものです。
遠目で見ているだけの時は、あの嫌な臭いをだしていることはないでしょう。
どうして、服についたカメムシが自分の身が危ないと思ってしまうのか?
それは私たちが、服に潜むカメムシに気付くことなく服をたたんだり、着たりするからです。
カメムシからすると、急によく分からないものに挟まれたり、押さえつけられたりする…。
私たちの身に置き換えて想像しても、怖いですね。
自分の身が危ない!と思ってしまっても仕方ないかもしれません。
では服についているカメムシに、なぜ気付かないのか?
それはカメムシが、小さいサイズの虫だからです。
しかし目に入る広い所にポツン…といるのであれば、カメムシの存在に気付くでしょう。
ですが服についている時は、ほとんどが服の内側に入って来ています。
また女性ものの服になると、レースやフリルなどの隙間に入り込んでいることもあります。
カメムシは小さいですからね。入り込めるところはたくさんあります。
外から洗濯物を取り込むときに、1枚1枚内側や服の隙間など。
細かい所を一つずつチェックしながら取り込む人はいないでしょう。
そうして服についたまま取り込み、カメムシに気付かないまま服をたたんでしまい…。
あとは、ご察しの通り…です。
カメムシの臭いを1分で消す方法はこれ!
カメムシの臭いを消すために、まずは簡単にカメムシの臭いの特徴を知るのが大切です。
その特徴は大きく2つ。
- 油に溶けやすい
- 蒸発しやすい。
これです!
油に溶けやすいという特徴を活かすとする場合は、すこし時間がかかります。
例えば、
・界面活性剤の入った洗濯洗剤で洗う。
・柑橘系の香りの中性洗剤で、漬け置き洗い
などを行うと匂いが取れます。
でもまた洗い直しをしたり、漬け置き洗いをするなんて面倒臭い。
もしくは今必要な服に、臭いが付いているので洗っている暇なんてない。
そういう時は先ほど述べた、「蒸発しやすい」に注目です。
蒸発しやすい。
つまりは、熱を与えると蒸発して消える、という事です。
熱を加える為にもう一度天日干しをしましょう。
太陽光で温めることで臭いが消えていきます。
でももっと早く消してしまいたい。
そんな時は、ドライヤー!
ドライヤーでカメムシが臭いをつけた所を温めていくと、あら不思議。
あんなに強烈だった臭いが、だんだんと弱まっていくではありませんか。
臭いは温めると消えてくれるのですが、洗濯するのにはどうしても負けてしまいます。
ですが効果はありますので、時間がない時はお勧めです。
カメムシの臭いが服についた時の対処のまとめ
出来る事ならば、臭いを出される前に取り除くのがいいです。
ですがそうもいかない場合が多いもの。
カメムシの臭いが服についてしまった。
素早く臭いを落とすため、ドライヤーで臭いを温めて蒸発させましょう。
ただ、時間があったりするときには洗剤でしっかり洗う方がよいと思います。
部屋がカメムシ臭いときに一瞬で消臭する方法についてはこちら↓
部屋がカメムシ臭い…消すにはどうする?一瞬で消臭する方法はこれ!