5年前、私の娘の長女が産まれてから初めての敬老の日の事です。
初めての子育てで実母に頼りっぱなしの毎日の中、ふとスーパーで見かけた敬老の日のチラシ。
今まで、私自身が祖母に何かプレゼントしたことはなかったんです。
でも母が毎年欠かさず、母方の祖母と父方の祖母に贈り物をしていた事を思い出しました。
なので私も母に敬老の日に贈り物をすることにしました。
敬老の日に実母に何を送るか迷った…
敬老の日なんて気にした事なかったし、40代後半の母をおばぁちゃんと認識した事もありませんでした。
なので何をプレゼントすれば良いのか悩みました。
花は毎年、母の日に私の主人から贈っているので花以外の物にしようと決めたものの…
母が何が欲しいのか、敬老の日には何を贈れば良いのか全く検討つかず…
初めての赤ちゃんのお世話で手一杯の中、
赤ちゃんの手形とか?!赤ちゃんの写真?!赤ちゃんのー…と、考えてるうちに面倒になってきて、思考停止。
気付けば敬老の日当日になっていました…。
敬老の日のプレゼントを買うのをすっかり忘れてた!
このまま知らないフリをしようかと思った矢先、当の母から買い出しのお誘いが!!
赤ちゃん連れての買い物にも慣れていなかったので、敬老の日のプレゼントの事はすっかり忘れてしまっていました。
1日母と娘と買い物に行き、久しぶりの買い物で楽しく過ごすことができました。
そして実家に戻り娘と一休み。
そろそろ、帰らないとって時に、やっと今日が敬老の日だったことを思い出しました(;´∀`)
もちろん、何も買ってない。
どうしよう・・・。
と非常に焦りました。
敬老の日のプレゼントは感謝の言葉だけでも喜んでもらえる
もうこのまま敬老の日のプレゼントを渡すのを辞めて帰ろうかなと思ったら
目の前には私の娘を可愛がるの姿。
「あー私は娘のおかげで母になり、この人はお婆ちゃんになったんだ。」
今さらだけど、ずっと母は”私のお母さん”だったのが、”私の娘のおばぁちゃん”になったことに気付きました。
娘を嬉しそうに抱いたりあやしたりする姿を見て、改めて娘が産まれて来てくれたことに感謝しました。
そして今まで大事に育てて来てくれた母に対し感謝の気持ちが溢れてきたんです。
なので
「おばあちゃんになって初めての敬老の日なのに何も準備してなくてごめんね。いつもありがとう。」
って母に伝えました。
母は娘を抱っこしながら
「あんたからは、何もいらんよー。そのうち、孫ちゃんがばぁばの絵書いて持って来てくれるの楽しみにしてるから。
あんたは、いつまでも私の可愛い娘よ。ばぁばにしてくれてありがとう。」
って言われました。
めちゃくちゃ泣きそうでした・・・。
敬老の日は何もできなかったけど後日プレゼントにフォトフレームを送った
敬老の日は何を渡していいのか迷ってしまい
結局、敬老の日当日はなにも渡せずに感謝の言葉だけ伝えて終わってしまいました。
でも後日
頼んで孫(娘)の写真にして母に送りました。
めちゃくちゃ喜んでくれて部屋に飾ってくれています。
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