爪を美しく見せたい。でも、お金がかかるからネイルサロンには行けない。
だから、自宅でマニキュアをぬるという女性は、たくさんいるのではないでしょうか?
でもつい・うっかりマニキュアを瓶ごとこぼしてしまった!というトラブルを経験したことはありませんか?
ちなみに、筆者は5・6回はこぼしたことがあります!(笑)
そんな筆者が、いつも(!?)しているフローリングにこぼしちゃったマニキュアの落とし方をみなさんにご紹介しようと思います。
フローリングにこぼしちゃったマニキュアの落とし方
注意をしていても、フローリングに「あ!」とマニキュアをこぼしちゃったいうことはあると思います。
マニキュアをこぼしてしまった時の対処のポイントを紹介していきます。
床にマニキュアをこぼした直後の場合
マニキュアの落とし方の用意するもの
・柔らかい布
・除光液やリムーバー
・水
マニキュアの落とし方
① 柔らかい布に除光液やリムーバーを含ませる。
除光液やリムーバーを使うときは、必ず換気をしておきましょう。
② 床を軽く叩くようにしてふきとる。
力強くふいてしまうと、塗料が伸ばされてしまい、変色の原因になってしまいます。
③ 柔らかい布に中性洗剤を含ませて軽くたたく。
中性洗剤は、洗濯の時に使うもので十分です。
④ 水ぶきをする。
色あせや色移り、フローリングの痛みを最小限にできます。
床にこぼしたマニキュアが乾いてしまった場合
こばした直後の対処で取れないこともありませんが、薬品を大量に使うことになってしまいます。
なのでフローリングが傷んでしまうことがあります。
マニキュアの落とし方の用意するもの
・ヘラ
ヘラといっても金属などの固い素材でできているヘラで取ってしまうと、フローリングを傷つけてしまいます。
できる限り、プラスチックやアクリルなどの柔らかい素材でできているもので削りましょう。
マニキュアの落とし方
床に沿ってへらを当てて削り取ります。
するとするッととることができますよ。
フローリングにこぼしちゃったマニキュアを取る際にやってはいけないこと
意外と知られていない、NG対処法についてご紹介します。
マニキュアをこぼしちゃった直後に乾いた布でふく
突然の出来事にあわてて、その辺にあるティッシュや布でふいてしまうことはあると思います。
マニキュアは油分なので、ティッシュや布に染み込まず、ただフローリングに広げるだけになってしまいます。
また、ティッシュがフローリングにはりついてしまい、それを取るのにも一苦労です。
こぼしちゃったマニキュアをぬれた布でふく
マニキュアの油分と水分はけっして混ざりません。
これも①と同様に、床に広げるだけの結果になってしまいます。
こぼしちゃったマニキュアを除光液でコーティング剤をはがしてしまう
先ほど、除光液を使った対処法をご紹介しましたが、除光液はアクリルをはがすための薬品です。
フローリングの種類によってはアクリルコーティングを使用している場合もあり、除光液でそれをはがしてしまう可能性もあります。
フローリングの種類がわからない場合は、除光液を使うよりも、削る方法の方が安全といえます。
マニキュアを落としたフローリングはどうなる?
もしマニキュアを落としたら、フローリングはどうなってしまうのでしょうか?
それを知るために、まずマニキュアの成分について解説します。
マニキュアの成分
マニキュアには、ラッカー塗料という、工場などでよく利用される塗料ととてもよく似ています。
美容成分が入っているものもありますが、多くはトルエンなどが使用されています。
トルエンのやっかいなところは、フローリングの表面にぬってある、樹脂や被膜、コーティングを溶かしてしまうところです。
マニキュアの悪影響
一度や二度こぼした程度であれば、気にする必要はありません。
しかし何度も何度もこぼしてしまったり、長い時間放置してしまうと、変色、痛みの原因になってしまいます。
また乾く前にマニキュアを伸ばしてしまうことで完全に塗料が取れずに、マニキュアの色がフローリングにのってしまうこともあります。
いずれにせよ悪い影響ばかりなので、日頃から注意することが必要です。
「あとでふけば問題ない」「ちょっとくらいなら大丈夫だろう」と思わずに、正しい対処法を身につけることで、きれいな床をキープしていきましょう。
フローリングにこぼしちゃったマニキュアの落とし方のまとめ
日頃からよく使うマニキュアは、フローリングにとって大敵です。
マニキュアをこぼしてしまったら、正しい対処をしないと、状況は悪化してしまいます。
あわてて間違った対処をする前に、この記事を読んで、落ち着いて対処してください。