秋になるとよく食べる銀杏。
匂いは独特ですが、食べると美味しいですよね。
殻が付いたのを買ったものの、使い切れずに余ってしまうことがあります。
そんな時に使える殻つき銀杏の保存方法と保存期間についてご紹介します。
銀杏の殻付きを腐らずに保存する方法
銀杏の保存方法は何がいいのでしょうか?
冷凍?冷蔵保存?それとも、常温?
答えは、どの方法でもできます。
それではそれぞれの保存方法の、やり方を見てみましょう。
銀杏を冷蔵保存する方法
塗らしたキッチンペーパーを、銀杏が入った袋に入れます。
袋の口は、開けたままにします。
入れるのは、野菜室がいいでしょう。
キッチンペーパーが乾いてきたら、新しい塗れたキッチンペーパーを入れましょう。
常にキッチンペーパーが乾いていないか、チェックをする必要があります。
銀杏を冷凍保存する方法
口がしっかり閉まる、フリーザーバックに入れましょう。
この際、空気はできるだけ抜くようにします。
そしてしっかり空気を抜いたら、冷凍庫に入れるだけでオッケーです。
銀杏を常温保存する方法
殻付きの場合は常温と冷蔵庫の保存、どちらでもいいと言えます。
常温保存の場合の注意点は、直射日光を避ける事です。
それと同時に、風通しの良い所で保存しましょう。
密封するのもダメです。
新聞紙でゆるく包んで、密閉しないようにしましょう。
銀杏の実は殻がついている為、一見すると中の実はあまり劣化しないように見えます。
しかし実際の中身には多くの水分が含まれています。
その為、冷凍保存以外で密閉すると、カビが生えやすくなってしまうのです。
また高温や直射日光は、熱帯の作物以外は食材が痛む原因になります。
銀杏以外の食材でも、直射日光や高温は避けるようにしましょう。
室内に風通しのいい、直射日光が当たらない所があるのならば、常温保存。
ちょうどいい場所がない時は、手間でも冷蔵保存。
と、この二つは使い分けるといいですよー^^
銀杏の殻付きの保存期間について
殻付きの銀杏、保存するとしてどのくらい保存できるのか。
冷蔵、冷凍、常温で分けて見てみましょう。
銀杏を冷蔵保存した場合の保存期間
乾燥防止をきちんと行い、また水気が多すぎない。
ベストの状態を保ち続けて、約1ケ月保存ができます。
もちろん、水気が多いとこれより早くカビがきてダメになります。
乾燥させてしまうと、1週間になってしまうこともあります。
また、1週間を超えて保存はできますが、味が格段に落ちていきます。
管理が難しい方法な上、美味しい時期も短いですね。
銀杏を冷凍保存した場合の保存期間
1ケ月~3ヶ月と長期保存が可能です。
冷蔵や常温と違って味や封桃、あまり落ちません。
ただ水分が多いため、解凍するときに実が縮んでしまいます。
また殻を割って、茹でたりレンジにかけたりして解凍する必要があります。
縮んでしまうデメリットはありますが、味は保ったまま保存できます。
銀杏を常温した場合の保存期間
ベストな場所に保存した場合、1週間~約1ケ月保存可能です。
これ以上の保存もできますが、実が乾燥したり中身が傷んで来たりします。
もちろん一番美味しいのは1週間ほどです。
1週間過ぎると、痛みはしないものの味は落ちていきます。
できるだけ早めに食べたいところですね。
1週間を超える保存や、量が多い場合はギンナンを冷凍で保存するのがいいでしょう。
また量は少なくても、梅雨の時期や夏など。
高温多湿の時期には、常温保存よりも冷蔵庫での保存をお勧めします。
殻つき銀杏を腐らずに保存する方法と保存期間まとめ
殻つき銀杏を腐らずに保存する方法と保存期間をご紹介しました。
保存方法は、銀杏の量やその時の季節、保存したい期間。
それらを考えて、保存方法を決めるとよいですよ。
尚、食べたり調理したりするときに殻を割るのが大変だと思います。
こんな殻割り器が売っています。
よく殻付きの銀杏を食べる人は、1個買って置くと便利ですよ~