秋になると食べることが増えるかぼちゃ。
私はかぼちゃの煮物や天ぷら、ソテーなんかも大好きです。
しかし、その皮に農薬が残っていないのか心配になりませんか?
一応調理する前に水洗いはするものの、本当に落ちているのか?
でこぼこしている部分の隙間などに残っていないか?
と心配して皮を落として食べる人もいるかと思います。
そんな悩みを抱える人のために、かぼちゃの皮は食べられるのか、正しい洗い方についてご紹介します。
かぼちゃの皮は食べられる?安心?
かぼちゃの皮は食べられるのか?
答えは、食べられます。
農薬などの考えを一切考えなければ、美味しく食べられますよ。
それはもちろん、私の好きな煮物でも天ぷらでもソテーでもです。
では、そのまま食べて安全なのか?
それは産地によります。
日本国内で生産されたかぼちゃは、厳しい基準をクリアしています。
一応スーパーに並ぶ前に洗われますが、少しだけ農薬は残っています。
こちらは気にするのなら、簡単な水洗いだけで丸ごと食べられます。
問題は、国内でなく輸入品のものです。
こちらは日本ほど厳しい農薬チェックがないものが多いです。
中国産は特に注意が必要になるでしょう。
また輸入品になると、収穫前の農薬だけでなく収穫後の農薬や添加物の不安もあります。
収穫して出荷する間に、虫食いや痛むのを防ぐために使われています。
日本では使用されませんが、輸入となると分かりません。
輸入段階でチェックされることがありません。
そのため、大量の農薬がついたまま入って来ます。
スーパーに並ぶときも、国産のものより沢山の農薬がついた状態で並んでいます。
毎日、無農薬のもの。国産のものを使う事もできません。
いつでも安心して、美味しく食べられるようにしたいですよね。
農薬を落として安全に食べるための、正しい洗い方をして美味しく食べましょう。
かぼちゃの正しい洗い方とは?
かぼちゃの洗い方は、実は簡単です。
流水でしっかり洗うだけ。
この時にスポンジやタワシでゴシゴシ洗うと、なお良しです。
一分以上、ゴシゴシ隅々まで洗いましょう。
皮が少し剥けるくらいでちょうどいいです。
これで表面の農薬の大半は落とせます。
次に、「かすり剥き」という皮の剥き方をします。
これは皮の所々を、部分的に剥く、というやり方です。
元々は切り分けたり、食べたりしやすいようにする方法です。
ですがこれは、農薬対策にも役立つのです。
かすり剥きをして所々の皮を削ることで、農薬が溶け出すのです。
正しくは、かぼちゃを茹でる時にお湯の中に溶け出します。
お湯の中に農薬が溶け出すという事は、どうしたらよいか分かりますか?
そうです。一度お湯を捨てましょう。
煮物などでも同じです。
切ったかぼちゃを茹でた時、皮が透き通ってきたら一回煮汁を捨ててください。
そしてその後から、煮物にするなり、ソテーにするなりしましょう。
一回茹でてお湯を捨てたり、かすり剥きをしたり…。
ちょっと手間かもしれませんが、健康を守れると思えば簡単だと思います。
かぼちゃの皮の農薬が心配なときのまとめ
今回はかぼちゃでしたが、農薬の不安はどの野菜でもありますよね。
日本国内産では、深刻な被害にならない程度の基準が設けられています。
無農薬を買うのは厳しいけど、農薬も心配…。
という人は、国内産の野菜を買うのをおすすめします。
ちょっと手間になってもいいから、輸入品でもいいという人。
その場合は、農薬のことを考えてしっかり洗うようにしましょう。
産地によっては、日本国内産のものの数倍の農薬が使われている…。
なんてこともよくあります。
今はよくても、将来の健康の為にもしっかり洗いましょう。
健康は一生付き合っていかなければいけないものです。
大事にするために、日々の食事にはちょっと気を付けていきたいですね。