柿の木のあるお宅から「食べきれなくて」と大量にいただくこともありますよねー。
大量にもらいすぎて自分の家では消費しきれなくて困った困ったー(;´∀`)
せっかくいただいた柿なので、腐らせたりせず有効活用したいですが・・・
そんな時に使える方法をはっけーん
今回は簡単で柿を長持ちさせることができる保存方法と保存期間、大量の柿があるときの消費レシピについてご紹介します。
簡単にできる長持ちする柿の保存方法
柿は、ヘタの部分で呼吸をし、そこから水分が逃げていくんです。
すると軟らかくなっていってしまうので、柿を長持ちさせるには、ヘタを乾燥させないことが大事です。
常温保存する場合
柿のヘタを覆うくらいの大きさにカットしたキッチンペーパーを水で湿らせ、ヘタに密着させます。
ヘタを下にして置いておきます。
キッチンペーパーが乾いていないか時々確認し、水分を足すよう注意してください。
もし柿が何個か並ぶ大きさのバットがあれば、バットの底に湿らせたキッチンペーパーを敷き詰め、柿のヘタを下にして並べておいても良いです。
冷蔵庫保存する場合
湿らせたキッチンペーパーを柿のヘタの部分に貼り付けておくのは常温保存と同様です。
その状態で1個ずつビニール袋などに入れて冷蔵庫で保存します。
この時、ビニール袋に空気が入らないほうが長く保存できます。
柿の入ったビニール袋の口を閉める前に、口の付近まで袋ごと水の中に沈め、柿とビニール袋を密着させるよう空気を抜いてから口をゴムなどで縛ります。
冷蔵庫で保存するときも、ヘタが下になるように置きます。
冷凍保存する場合
柿の皮をむいて適当な大きさに切ってからジップロックに入れて保存します。
また、真っ赤に完熟した柿を丸ごと冷凍しておき、半解凍にしてそのまますくって食べるとシャーベットのような楽しみ方ができます!
柿の保存期間について
柿の保存期間は保存方法によって異なります。
常温保存は、上記の方法で10日間くらいもちます。
冷蔵保存は、最初の状態が固く、ビニール袋の空気抜きがうまくいくと3週間くらいもつ場合があります。
冷凍でしたら、うまくいけば1ヶ月くらいもちます。
どのくらいの量を消費できるかによって、常温保存するか冷蔵保存するか冷凍保存するか変えたほうがいいですよ。
めっちゃ美味しい柿の大量消費レシピ!
柿を大量に消費できるレシピをご紹介します♪
柿のシロップ漬け
柿の皮をむき、種を除いて、5mmくらいにスライスします。
柿をビンに詰め、柿がしっかり浸かるまでシロップを注ぎ、蓋をします。
シロップは、砂糖と水を1:1に混ぜて加熱し、砂糖がしっかり溶けたら粗熱をとっておきます。
ビンや蓋を煮沸消毒しておけば半年近くもちます。
柿のジャム
柿の皮をむき、種を除いて粗くきざみます。
鍋に柿の重さと砂糖が2:1になるよう量を調節して入れ、1時間ほどおきます。
お好みでシナモンを加えます。
強火にかけ、木べらでかき混ぜながら煮、あくが出たら除きます。
沸騰したら中火にしてかき混ぜ続けます。とろみが出たら(約20分)、火を止め、熱いうちにビンに詰めます。
蓋をしてすぐ逆さにし、脱気します。
柿を大量に余った時にできる長持ちする保存方法と保存期間のまとめ
柿が大量に手に入ったときは、ヘタから水分が逃げないよう湿らせたキッチンペーパーを貼り付け、ヘタを下にして保存すると長持ちします。
1週間くらいで消費できそうなら常温で、3週間くらいもたせたい場合は冷蔵庫で保存します。
柿の皮をむいて切り、ジップロックに入れて冷凍すれば1ヶ月くらいもちます。
完熟させた柿を丸ごと冷凍し、半解凍で食べると柿シャーベットが楽しめますよ!おやつにぴったりです!
また、柿のシロップ漬けや柿のジャムは、一度にたくさんの柿を消費することができます。
柿をそのまま保存するのではなく、ひと手間かけてもいいですね^^