日本ならではの果物で、秋の味覚の1つである柿。
甘くておいしい柿の中を食べていたら
渋くて口の中が大変なことになった…
という経験はないでしょうか?
実は口の中の渋さをとっても簡単な方法でとることが出来るんです!
ということで今回は
- 口に残る渋みをとる方法
- 柿の渋みの処理方法
を紹介していきます!
柿が渋い…口の中の渋さ一発で取る方法
美味しいと思っていた柿を食べたら口の中が渋かった…
と結構つらいですよね。
しばらく時間が経てば口の中の渋みも収まりますが
今すぐどうにかしたい
という方もいると思います。
そんな時にできる方法は
- 牛乳
- ヨーグルト
- りんご
のどれかを食べてみてください。
この3つには口の中の渋みを抑えるタンパク質が多く含まれています。
なのでこの3つのどれかを食べることによって一発で口の中の渋みが収まりますよ。
柿が渋い 理由
渋柿は、なぜ渋みを感じてしまうのか?
それは柿の中にふくまれるタンニンという物質が原因になっています。
渋柿にふくまれているタンニンは、ひとつひとつの物質が大きく水溶性のため、唾液にとけてつぶれてしまいます。
とけてつぶれてしまうことが原因となり、苦みと渋みが発生してしまうのです。
どの柿にもタンニンはふくまれています。
しかし甘柿に含まれるタンニンは比較的小さい物質で、不溶性タンニンがふくまれているんです。
なので唾液で流れてしまうので、渋み苦みを感じません。
そんな渋柿の原因タンニンは、タンパク質と結合するという特徴があります。
タンパク質と結合することにより、水溶性タンニンを不溶性タンニンにかえることが出来るんです。
不溶性になることにより、タンニンがとけだすこともなくさらに口の中の渋みをとる効果があります。
つまりそのためタンパク質を多くふくむ牛乳 ヨーグルト りんご などを摂取することにより、渋みをとることができます。
柿の渋みをとる簡単にできる方法
実は渋柿は、甘柿より糖度が高いといわれています。
ですが、渋みが甘みを勝ってしまい甘さをほとんど感じられない状態になります。
柿の渋みをとる簡単にできる方法を2つ
ご紹介しますね。
①タンパク質のものと一緒の調理する
1つは先ほどの牛乳やヨーグルト、りんごなどといったタンパク質のものと一緒の調理する方法です。
タンパク質と調理することで渋さが抑えられて柿を美味しく食べることができます。
この前柿でヨーグルトムースを作ったら美味しかったので、ぜひやってみてください↓
②柿のへたを度数の高いアルコールにひたしてつけておく
柿を調理せずにそのまま食べたいという方もいると思います。
そのためには柿のへたを度数の高いアルコールにひたしてつけておくといいですよ^^
【手順】
1.皮をむかずにヘタだけをアルコールにひたす。
(軽く、ちょっとつけるくらいで構いません。)
2.アルコールにひたした後、袋に入れ密閉した状態にする。
3.期間は2週間から3週間で、アルコールは20度~30度の度数が高い焼酎を使用すること。
・高いアルコール度数なので、小さなお子様が誤って食べてしまわないようにすること。
・お酒で渋み取りを行った後加熱調理をしてしまうと、
不溶性タンニンが分解され水溶性タンニンに逆戻りしてしまいます。
・タンニンが多く含まれる渋柿を食べると、便秘になってしまう。
柿を食べた時の口の中の渋さを簡単にできる方法のまとめ
柿を食べた時の口の中の渋さを簡単にできる方法についてご紹介しました。
牛乳 ヨーグルト りんごなどタンパク質が多く含まれたものを食べるようにすると口の中の渋みをとることができます。
柿の渋みはアルコール度数の高いものに2週間~3週間ひたしておくと美味しい柿になります。
ぜひ参考にしてみてくださいね。