6月になるとお中元を送る準備をする方が増えてくると思います。
準備をしている中で、お中元を贈る方の中で喪中の方がいた場合、
その喪中の方にはお中元を送っても大丈夫なのかな?
と疑問に思う方もいると思います。
いざ直面すると悩んでしまいますよね。
私も去年、喪中の方にお中元を贈る際に贈るのかどうか悩みました。
その経験を元に今回はお中元を喪中の方に送っても良いのかどうかのマナーについてまとめました。
お中元を喪中の方に送るのは問題ない?
相手が喪中の場合、お中元を贈っていいかどうかは迷ってしまう人も多いと思います。
私も実際喪中の方が去年いたので悩みました。
もし送ることが間違っていた場合失礼に当たりますからいろんな方に意見を聞きました。
その結果、お中元を喪中の方に送っても問題ありませんでした。
喪中の方にしてはいけないことは、お祝い事です。
正月に明けましておめでとうと年賀状を送るのってタブーですよね。
もともとお中元とは、年明けから中元までの半年間の日頃の付き合いに感謝する「ご挨拶」や
体調はいかがですか?などの季節の挨拶の意味であり
お祝い事とは違うため、基本的には送って構いません。
毎年送っていたのにもかかわらず、今年は送らないことにした場合
失礼な人だなと思われる場合があります。
ただ、送るときに注意しないといけないポイントがあります!
お中元を喪中の方へ送る時のマナーとは?
基本的にお中元は送っても問題は無いと説明しましたが、
送る時に注意しないといけないポイントがあります。
それは、お中元を贈る時期です。
喪中相手が四十九日を過ぎていない場合は、四十九日を過ぎてから送るのがマナーです。
四十九日の時期は親族ともに慌ただしく、気持ちの整理も終わっていない時期だと思います。
そんな中お中元を送っても、相手の負担になる可能性があります。
四十九日が終わっていない場合、
時期をずらして「暑中見舞」または「忌中御見舞」として送るのが良いでしょう。
お中元は何を送るべき?
では、時期はわかったけど喪中の方には何を送るのが良いの?と疑問に思いますよね。
実際に去年私も、喪中の方だし、お線香などのお供えものを渡した方が良いのではないだろうか?
普段のお中元と同じ物を送るのは失礼にならないだろうか。と悩んでいました。
そのことも周りの方たちに聞いてみると、
喪中の時のお中元は普段と同じような物を選んで問題ありませんでした。
お中元とは先ほどもお伝えしたとおり感謝の意を表明するものであり、相手が喜ぶ物を送るものです。
ですので、相手が受け取って嬉しい物を選びましょう。
特に、夏を乗り切るために役立つ物や食べ物などの消え物を送るのが良いと思います。
冷たい飲み物だったり、麺類、ハム、ゼリーなどがお中元の中で人気なのでオススメです。
私の場合は、ご当地のハム送ったところ相手方は喜んでいただけたのでほっとしました。
相手が喪中だからといってお線香などお供え物は送るべきではありません。
お線香などのお供え物を送る場合はお中元ではなく、個人的な贈り物として送りましょう。
まとめ
基本的に喪中でも、お中元を贈るのは問題ありませんが、
四十九日などの相手の状況を考慮して送りましょう。
時期をずらして送ることも大事です。
送る物もお線香などのお供え物ではなく、いつものお中元と変わらない物を選んで渡してくださいね!
喪中に送るお中元だからこそ、いつもより感謝の気持ちを込めて送りより良い関係を作りましょう!