梅雨の時期が近づいてきていますね。
梅雨の時期には、気候の影響で身体がだるくなる方が増えます。
では、なぜそのようなことが起こるのでしょうか?
今回は梅雨時期に起こる症状とその理由、前もってできる対策を解説します。
梅雨に体調不良の症状とは?
まず、どのような症状が起きるのでしょうか?
・気分が沈む
・手足を動かすのも辛い
・日中も眠い
・肩こり
・頭痛
などの症状が起きます。
では、なぜそのようなことが起こるのでしょうか?
梅雨に体調不良となる原因とは?
原因について見ていきましょう。
1.気圧の変化
天気がよかった5月の高気圧から、梅雨という低気圧に変化していきます。
低気圧になると、身体を休ませる副交感神経が働きます。
それによって、だるさを感じたりやる気がでなくなったりします。
また、低気圧が続くと、血行が悪くなり肩こりや頭痛が起こるようになります。
2.湿度や気温の変化
梅雨は湿度や温度が高くなります。
湿度が上がると体内の水分代謝も低下してしまい、
体から水分が蒸発しにくくなり体温調節が難しくなり体調を崩してしまいます。
また、体の中に水分を溜めた状態になり、むくみやすくなります。
3.晴れの日が少ない
雨の日ばかりが続いてしまうため、太陽の光を浴びることが少なくなります。
その結果、脳が夜のリラックスモードになったままで、
体が重く感じられたり、気分が優れないといったことになります。
4.ストレスが溜まる
梅雨になると、雨が続き
雨で、外に出るのも億劫。
雨に濡れて嫌だ。
などの悪天候に関するストレスが溜まってしまい、
ストレスによって体調を壊してしまうことがあります。
梅雨に体調不良になる前にできる対策
梅雨を憂鬱な季節にしないために、前もって対策を行いましょう。
体調を崩さず乗り切る為の5つの方法を紹介します。
1.体を冷やさない
梅雨の時期は蒸し暑く、半袖などの夏服を着る方も多いはず。
また、クーラーもつけ始める時期です。
そうすると、体の芯が冷えてしまい自律神経の乱れになり、体のだるさに繋がります。
なので、薄手の羽織やブランケットを持ち歩いたりしましょう。
また、冷たい物を取り過ぎると体が冷えてしまいます。常温の物を飲むことをおすすめします。
2.適度な運動をする
運動不足で汗をかく機会が減り、体内に水分を溜めてしまいます。
水分を溜めてしまうと、むくみの原因になります。
雨の日の景色を楽しみながらウォーキングをしたり、家の中でできる簡単な運動を行いましょう。
3.湯船につかる
入浴を面倒くさいからと行ってシャワーだけで済ませていませんか?
ゆっくり湯船につかることによって、血行が良くなり、肩こりやむくみの解消になります。
また、40℃ぐらいのお湯につかることで、よく眠れるようになり朝すっきり起きることができます。
4.バランスの良い食事を行う
暑くなると食欲の低下で、食事をしない方がいると思います。
栄養不足は、体のだるさを招きますし、倒れてしまいます。
3食きちんと食べ、バランスの良い食事をしましょう。
また、甘い物や塩分の高い物を食べると、のどが渇き水の摂取量が増え、むくんでしまいます。
5.部屋をきれいにする
高温多湿な梅雨。
1年で最もダニやカビが増える時期です。
ダニやカビが多いとアレルギーや病気になりやすくなりますし、
部屋が汚いと気分も優れません。こまめに掃除をしましょう。
まとめ
梅雨のだるさの原因と対策をご紹介しました。
体がだるいと何もしたくなくなりますよね。
天気が悪いともっと家に引きこもりがちになってしまいます。
そんな悪循環になる前に、生活面や食事面を前もって対策することにより、
梅雨を楽に過ごすことができると思います。