カレーの食中毒を防ぐには?保存方法や期間について

カレーの食中毒

いつの季節に食べてもカレーって美味しいですよね。

また一晩寝かすともっと美味しくなるよなんて聞いたことがある人も多いと思います。

でもこの暑い季節気になるのが食中毒ですよね。

食中毒になってしまうと腹痛や発熱、嘔吐、下痢があらわれてしまいます。

この食中毒を防ぐにはどうしたら良いのでしょうか?

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カレーの食中毒を防ぐには

カレーの食中毒を引き起こすのは主にウェルシュ菌という菌です。

このウェルシュ菌は空気がないところでも増殖でき、30分の100℃の加熱でも耐えきれるのです。

なので、菌は熱に弱いから加熱すれば問題ないだろうという考えでは危ないです。

カレーの食中毒を防ぐには原因になるウェルシュ菌をなくす、あるいは少なくすることが大切です。

以下の3つを気をつけましょう。

①手を消毒する

手にはいろんな菌やウィルスがついています。

調理を始める前、生肉を扱う前後、食べる前には必ず手を洗うようにしましょう。

ハンドソープだけでなく消毒スプレーまでしておくと安心です。

②加熱をする

ほとんどの菌は加熱によって死滅します。

特にお肉などはよく焼いておくことにより安心して食べれます。

ただウェルシュ菌は100℃の加熱でも耐えきれると説明したとおり、一度芽胞(がほう)してしまうと加熱しても死にません。

なので芽胞になる前に退治する必要があります。

カレーは調理中によくかき混ぜて鍋底まで空気を送ることが大切です。

③保管する

カレーを作る際、大量に作る方もいると思います。

2日目美味しいですよね。

ですが鍋にいれたままキッチンに置いていませんか?

常温の場所にそのまま放置しておくと、ウェルシュ菌が芽胞してしまいます。

芽胞ができないように、冷蔵庫や冷凍庫の中に保管することが大切です。

④食べる際は加熱する

暖め方も肝心です。

冷凍庫に入れている場合は、前日に冷蔵庫にうつして低温解凍しておきましょう。

低温解凍せずに、急に温めると水分が飛び美味しくないですし、暖める際にムラができ十分に加熱ができず、菌が繁殖する可能性があります。

そして食べる前に鍋に移し、弱火で全体をかき混ぜながら、ゆっくり加熱しましょう。

カレーで食中毒にならない保存方法

きちんと保管しないと、保管中にも菌が発生してしまいます。

保管方法についてご紹介します。

保管方法① あら熱をきちんと取る

あら熱を取る際にゆっくり冷ますと、菌が繁殖しやすい温度を長く保ってしまいます。

できるだけ短時間で急速冷凍しましょう。

出来上がったらカレーをホームセンターや100円均一に売ったあるタッパーなどの容器に小分けします。

その容器を氷水に浮かべてカレーを混ぜながら十分に冷まします。

こうすることで非常に早く冷ますことができます。

保管方法② 冷蔵庫か冷凍庫に入れる

冷ましたら素早く冷蔵庫か冷凍庫に入れましょう。

冷凍庫で冷凍する場合はジャガイモは向きません。

じゃがいもはつぶすか、取り除いておきましょう。


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カレーの保存期間について

保存方法 日数
常温 最大1日
冷蔵庫 最大3日
冷凍庫 最大1ヶ月

常温で保存する場合は、梅雨から夏は特に危険です。

もし忘れて置いたままにしていたら食べない方が良いでしょう。

なので次の日にもカレーを食べたいな~と考えているなら、冷蔵庫や冷凍庫で保存するようにしましょう。

ただ冷蔵庫で保存していても最大3日が限度なので、冷蔵庫の中でも放置しておけば腐ります。

冷やしているから大丈夫だろうと思って1週間後に食べたりするのは辞めておきましょう。

残ったカレーの量といつまでに食べきれるのかを考えて、冷蔵庫にするか冷凍庫にするか決めましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

食中毒を防ぐには以下のことが大切です

①手を消毒する
②加熱をする
③保管する

保管する際は、よく混ぜて加熱し素早く冷やすことが大切です。

できる限り作ったら早めに食べきるようにしましょう。